創業支援のご相談実例
税理士まつむら事務所のWEB担当です。
創業したいけどどうして良いかわからない、とお感じの方々も非常に多いと思います。
今回は実際に創業を計画され、お手伝いさせていただいた方の実例をフィクションも交えてご紹介したいと思います。
※この記事はクライアントの了承をいただき作成しておりますが、手を加えて記事を作成している箇所もあります。その点をご了解いただきご覧ください。
創業したいけど手順がわからない
今回のご相談者(以下Kさん)はカフェの開業をお考えの女性の方。
カフェが大好きで色々なお店に行きカフェ空間を楽しんでおられます。
何年か前からカフェの事業に興味があり数年前から開業を考えていたのですが、いざやろうと思うと何をどうすれば良いかわからなくて・・・。
初回無料でご相談できるとWEBで拝見したのでご相談させていただこうと思い、今回お伺いしました。
お越しいただきまして有り難うございます。初回のご相談は無料となっていますので何時間でも納得のいくまでご相談下さい。
早速ですがどのようなイメージのお店で、漠然としたメニューの構想などはおありでしょうか?
はい。私はカフェも大好きなんですが、それと同じくらいパンも大好きなんです。もう退職したのですが、パン屋さんで3年間パートをしながらパンづくりの勉強をしました。それもありますので、作りたいカフェも私の焼いた食パンを使ったサンドイッチをお出しするカフェをイメージしています。
メニューに特色をもたせる意味でも素晴らしいと思います。カフェですとドリンクもあるかと思いますが、そちらの方はいかがですか?
カフェですのでもちろんコーヒーに力を入れたいと思います。まず知識が必要と思いコーヒーインストラクター検定の2級を取得しました。
このように、まずはどういった構想を持っておられるかをご確認します。やはり創業までお考えになっている場合、かなり具体的に構想を練られている場合がほとんどです。Kさんの場合は、既にパン屋さんで3年の実績を積みノウハウを得て自身でパンを焼き上げることができる、コーヒーにもご興味がありインストラクターの検定で2級を取得されている、計画前の準備は概ね終了していると考えました。
特に開業資金に銀行や公庫融資を利用しようと考えておられる場合は、開業したいお店の分野での就労経験や資格取得などの実績は重要になってきます。
事業計画を作成しよう!
事業を起こすには何はともあれ資金が必要。自己資金ですべて行うのであればすぐにでも動けますが、大抵のケースは銀行や公庫の融資を受けるのが前提になります。その際に要求されるのが「事業計画書」になります。銀行などはあなたの実力や実績は知りません。もともと銀行と取引の実績があればハードルも低いですが、ほとんどのケースで新規取引になります。新規取引の貴方に融資しても大丈夫かどうかを判定するにはこの計画書が大切なのです。
Kさんの略歴
Kさんの開くお店の事業内容
Kさんが沢山あるカフェの中で強みとして持っているもの、逆に他のカフェより弱いと思っているもの
主な仕入先、ターゲットとなるお客様の層
資金計画
開業後の販売計画
提供するメニューの原価構成
1年目の目標売上高
2年目以降の事業展開の計画と売上目標など
こういった内容を網羅できれば事業計画書として活用できます。
そうすれば出店していい立地やダメそうな立地も何となく見えると思います。メニューが決まればその他の作業もはかどると思いますよ。
計画書の作成はお願いすると思います。パソコンも得意ではないので・・・。
各種補助金も活用しちゃおう!
Kさんのご要望に合わせた金融機関に向けて計画書を作成しますが、マッチングできた場合には各種補助金の申請にも作成した事業計画書を活用することができます。もちろん申請については私どもも報酬を頂戴いたしますが、補助金の範囲内での報酬となりますのでムダはありません。
私どもは国から認定支援機関として認可を受けておりますので、それらを活用して補助事業とマッチングしないかを常に確認しています。補助事業は様々であり流動的ですので、ご依頼いただいてもマッチングする事業がない場合も多いです。マッチングする事業が出てから創業に向けて動き出すお客さんもいらっしゃいます。
事業計画等を作成を依頼した場合の費用は?
補助金が絡む場合については補助金の条件に様々な形態があり、費用の方は大きく変わってしまいます。ご利用になる補助金に応じて請ける前にお見積いたします。
融資も補助金もお受けにならないケース、融資金額の5%が10万円に満たなかった場合につきましては、最低報酬金額として100,000円(税抜き)をベースにしております。その場合もご依頼の前に予めお見積を提示させていただきます。